特定非営利活動法人 石狩国際交流協会
Non₋ProfitOrganization Ishikari International Association  
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「石狩市在住外国人に対する日本文化体験事業」
石狩のこと、日本の伝統文化を外国の方々に発信するため、交流や体験の形で気軽に体験できるプログラムを実施します。

しめ飾りワークショップ

場 所:花川北コミュニティセンター
ゲスト:酒井 志津子
(花乃大道代表) 
 今回初めてのしめ飾りを開催し、カナダ、中国、シンガポール、カメルーン、ギニアの皆さんがに賑やかに、そして真剣な表情でもくもくと作業を進めました。あちこちのテーブルから「先生~!ちょっと来てくださ~い!」と呼ぶ声がし、酒井さんは大忙し!グルーガンの使い方やコツを教えてもらい、作品のイメージが出来たところでいざ飾りつけ!
 皆さん想像力を発揮してオリジナルティあふれる『しめ飾り』ができました。日本文化と美に触れ、ひと足早く新年を迎える準備をしました。



「秋の果物狩り&BBQランチ」
2022年10月1日(土)に実施しました。
 お天気にも恵まれ、秋晴れのもと30名ものお客様にご参加いただき、ありがとうございました。内訳は、ミヤンマー人10名、ベトナム人8名、中国人&カナダ人各1名、日本人10名です。今回は高校生ボランティアも参加し、車中で石狩についてのレクチャーや、ゲームを幾つか企画してくれたお陰で、それがアイスブレイクとなり、楽しく過ごすことができました。
 バスは途中、道の駅「あいろーど厚田へ」へ立ち寄り、浜益にある「きむら果樹園」へ。下車後、木村さんの案内で、園内の奥へと続く細い山道をひたすら歩くこと約10分。そこには沢山の実をつけたリンゴの木々が一面に広がっていました。樹齢145年にもなる、大変貴重なリンゴの木を目の前にして、とても神聖な時が流れました。一行は更に奥へと進み、真っ赤に実ったリンゴを自分たちの手でもぎ、その場でガブッと丸かじり!甘酸っぱいジューシーな味わいが口いっぱいに広がります特製のマイ唐辛子を持参した外国人参加者もいて、周りにいた人達が興味津々に味見をさせてもらう場面も見られました。その後、プルーンとぶどうを摘み取り、戻るころにはちょうどランチの時間です厚切りステーキや朝もぎトウモロコシなどの新鮮野菜が、お腹を空かせた皆さんをお出迎え!焼き台を囲んで賑やかなランチタイムの始まりです。食後は日陰でのんびり休んだり、散歩をしたり、直売所で買い物を楽しんだりと、それぞれの時を過ごしました。
 集合場所の花川北コミュニティセンターへ戻る時間に合わせて、北海道外国人相談センターの移動相談会も開催されました。日常の些細なことでも気軽に相談できます。対面だけではなく、メールやSNSからでも多言語で対応しているので、在住外国人の皆さんにとっては心強い存在ではないでしょうか。

「石狩を知る旅」
2022年9月3日(土)に実施しました。
 今回はカナダ人とベトナム人6名、日本人4名、計10名のお客様にご参加いただきました。晴れ渡った青空の下、まさに「秋晴れ」という言葉がピッタリの一日で、トンボやススキの穂がご参加いただいた皆様をお出迎え和気あいあいとした雰囲気の中でツアーがスタート!
 まずは、石狩灯台で有名な『はまなすの丘公園』で散策や海浜植物の観察を楽しみました。日本海に面していることから、「石狩に来てから初めての海です。嬉しい!」と言いながら、裸足になって砂浜を歩いたり、海に入りながら笑顔で過ごしていただきました。その後、歴史的建造物である『石狩八幡神社』を訪れました。ガイドさん説明を真剣な表情で聴きながら、皆さん上手に「2礼、2拍手、1礼」をし、参拝してきました。鳥居にまつわる貴重なお話しもうかがうことができ、日本人のお客様もスタッフも知らなかったことが多く、大変勉強になりました。一行は、のんびり徒歩で『弁天歴史公園』へ。ここは、石狩さけまつりの会場でもあります。普段は中へ入ることのできない『石狩弁天社』へ立ち寄りました。
 市内最古の神社で、サケの豊漁と海上の安全を願って創建されたそうです。『太郎代天曝(たろうだいあまざらし)観音』や『西国三十三箇所霊場』など、石狩市内にはパワースポットが沢山ありますよ!ガイドさんの説明を聞いた後は、おまちかねのランチタイム。今回は「わがまま農園カフェ」特製のビーガン・サンドイッチをいただきました。地元石狩の新鮮野菜をたっぷり使ったボリューム満点のランチに舌鼓
 ツアーはまだまだ続きます。ゆっくりとランチを楽しんだ後は、お待ちかねの『茶道体験』。枯山水庭園を通り『楽山居』へ。お茶の先生から作法を教えていただいてから、秋の花である『桔梗』のお茶菓子と美味しいお茶をいただきました。特に外国の方達にとっては初めての茶道体験で、茶室へ入ってから緊張した表情でしたが、時間が経つにつれて笑顔が見られ、先生に質問をする方もいました。
 参加者アンケートから、一部抜粋します。「日本人と友達になりたいです、日本文化を様々な角度から見ることができてとても良かった、ガイドの皆さんは優しかった。植物について勉強になりました、茶道体験は一番好きです。皆さん、本当にありがとうございます、石狩の歴史を知ることができて良かった。」
 ご参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました♪


『浜益さくらんぼ狩りツアー』

 今回は、ミャンマー人9名、ウクライナ人6名の計15名の外国籍の方にご参加いただき、当協会職員、市職員、実施旅行会社のアミーケ・インターナショナル観光部の方、計6名のスタッフがバスに同乗しました。車中では、石狩についてのミニレクチャーを行い、和気あいあいとした雰囲気の中でツアーがスタート!
 途中、道の駅『あいろーど厚田』へ立ち寄り、バスは『善盛園』へ。私達も初めて知ったのですが、ミャンマーには『さくらんぼ』が無いそうで、初さくらんぼ狩りに皆さんワクワクさらにビックリしたのは、唐辛子をつけて食べる姿!「酸っぱくて辛いものを食べる習慣があるから平気」と教えてくれました。今回は、カメラマンの撮影付きということで、参加された皆さん、それぞれが笑顔でポーズをとり気分はすっかりモデルさん
 全員が晴男&晴女だと信じていたのですが…さくらんぼ狩り終盤で小雨が降り始め、時間の経過とともに本降りにところが、皆さん雨をものともせずに『ラバーズ・オーシャン』で撮影会が始まりました。どんな状況でも楽しむ術を知っているのですね。あえて傘をささずに濡れてしまったり…思い思いの時を過ごした後は、『はまます郷土資料館』へ。ガイドさんの説明も分かりやすく、興味津々で話しを聞いていました。
 今回、参加者アンケートをお願いしたところ、多くの方が『日本人と友達になりたい』、『日本語を覚えたい』、『日本料理を覚えたい(特に石狩鍋!)』と回答してくださいました。ご縁があって石狩市に居住し、就労している皆さんのお役に立てるよう、今後も事業展開をして参りたいと思います。